自国経済がうまくいっているかどうかの認識を巡って、エストニアのイルベス大統領は、自身のツイッターで、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン米プリンストン大教授を猛烈に批判した。
まず、クルーグマン氏が米紙NYタイムズに連載しているコラムで「エストニア・ラプソディー」とのタイトルで、「恐慌のような状態を、回復と言うのか」などとする主張を展開した。
「ノーベル賞学者か何か知らんが、わが国土を『不毛な土地』とは何だ」などと激しく罵倒した。また、イルベス大統領はコロンビア大学OBということもあり、「プリンストン対コロンビアでやるか」ともつぶやいている。
エストニアは、08年の経済危機以降は緊縮財政を積極的に行い、昨年は7.6%の経済成長を果たした。
イルベス大統領(ツイッターより)