米ゴールドマン・サックス・グループは、ヘッジファンド管理部門を米ステート・ストリートに売却交渉をしている、と英紙フィナンシャルタイムズが伝えている。まだ合意には至っていないが、かなり進展しているという。
同紙によると、ゴールドマンはここ数カ月に渡って様々な企業との交渉を持ったといい、その最有力候補がステートストリートなのだという。
同部門はヘッジファンドのために会計処理や資産評価、リスク管理の業務を行っている。オク・ジフなどNYの有力ヘッジファンドらを顧客に持ち、世界中のオフショアセンターで数多く管理しているという。2000億ドル以上はあるとも見られている。
一方、ステートストリートは、ヘッジファンドの資産を5000億ドル以上の管理を行っている。契約が合意すれば、ステートは7000億ドル以上のヘッジファンド資産を管理することになる。