工務店が防潮堤整備で300億円寄付(静岡)

 静岡県は、一条工務店(本社・静岡県浜松市)が、静岡県に浜松市沿岸の防潮堤整備のための費用として、合計で300億円を寄付した、と発表した。県、浜松市、一条工務店の3者が合意した。

 平成24、25年度以降の2カ年度で行う。工事の区間は、浜名湖入口東岸から天竜川西岸までの約17.5キロとなる予定。

 県は6月にも第四次地震被害想定を作成し、その想定する津波高を上回る高さで、安全な防潮堤を建設する計画を立てる。市は整備に必要な土砂を確保し、関係住民や団体の説明など地元調整を行う。

 同社は、1978年に地元で創業した住宅メーカー。地元支援に一環として、大災害に備えてもらいたいとの意向で寄付をしたという。


一条工務店

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