果物の摂取増えた人の51%「状態良くなった」

 キウイの輸入を行うゼスプリインターナショナルジャパンは「食生活に関する意識調査」の結果を発表し、くだもの摂取量が増えた人の51.3%が「健康状態が良くなった」と答えていることがわかった。

 これは、20~60代の男女800人を対象に、5月28日~30日までインターネットを利用してアンケート。

 調査結果からは、9割近い人が食事のバランスに何かしら気を遣っていると答え、「食物繊維」「ビタミンC」「カルシウム」を中心とする栄養素の摂取を心掛けながらも、4分の3の人がそれらの栄養素不足を感じていることが明らかとなった。

 また、野菜の摂取に積極的な人が多いのに対しくだものの摂取意識は低く、9割以上の人がくだもの摂取量は目標値(1日200グラム)に満たない状況であることもわかった。

 くだもの摂取量が増えた人の51.3%「健康状態が良くなったと思う」と答えた。47.8%が「変化なし」、0.9%が「やや悪くなったと思う」と答えた。その一方、くだもの摂取量が減った人は「やや良くなったと思う」7.6%、「変化なし」71.5%、「やや悪くなったと思う」18.4%、「かなり悪くなったと思う」2.5%と反対の傾向が見られた。

 ほぼ毎日くだものを食べる人は26.4%、9割以上の人がくだもの摂取量は目標値以下だということもわかった。

 頻度としては、「ほぼ毎日」26.4%、「週3~4回」17.1%、「週1~2回」24.3%、「月1~3回」17.6%、「ほとんど食べない」14.6%との結果となった。

 
 逆に、「くだものを食べる量が減った理由」には、「値段が高いから」50.6%、「あまり日持ちしないから」24.7%、「皮をむくなど手間が掛かるから」20.3%などが挙がった。

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