東京ドーム7500個分の土地を国に寄贈

 米著名ヘッジファンドマネージャーのルイス・ベーコン氏(53)が、コロラド州の9万エーカーの私有地を米国に寄贈した、と米内務省が発表した。個人が一括で国に提供した土地としては最大だとされる。

 米内務省によると、ベーコン氏の土地は、コロラド州南部からニューメキシコ州北部にかかる山が高く谷の深い地域で、パイソン、ツキノワグマをはじめ、魚類など様々な生物が生息する自然が豊かな場所。広さは、約9万エーカーにも及ぶ広大なものだという。これは、東京ドーム換算で7500個以上分になる。

 米内務長官のケン・サラザール氏は、「ベーコン氏の深いコミットメントによって、自然動物の住むこの土地の有益性を得ることができる」と感謝した。

 ベーコン氏は、ヘッジファンド運用会社ムーア・キャピタル・マネジメントの創業者で、個人資産は14億ドル。こうした自然地を17万エーカーを所有しているという。


ルイス・ベーコン夫妻

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