セラーテムが7月20日上場廃止へ

 セラーテムテクノロジーは19日、大阪証券取引所から7月20日に上場廃止になるとの通知を受けたと発表した。15日に決算を修正したものの、大証は、公認会計士から「結論の表明をしない」と記載され、その影響を重大と判断したことが理由だという。

 同社は、社長らが金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、大証が3月に監理ポスト銘柄に指定していた。

 6月15日には、訂正した決算を発表。財務諸表については、パシフィック監査法人から「結論を表明しない」とされたことで、大証は投資家保護などを理由に整理ポスト入りとした。

 セラーテムは「多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と謝罪している。

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