コカ・コーラがフェイスブック広告を「いいね!」

 米SNSフェイスブックの広告効果について業界での論争があるが、米飲料大手コカ・コーラは「売り上げを伸ばすのに恐らく役立つだろう」と述べた、と米WSJが伝えた。

 同紙によると、SNSやモバイルなどの広告支出が従来のメディアを上回るようになる、とコカ・コーラは考えており、フェイスブックでいかにファンを獲得するかどうかが、売上の先行指標になるとの考え方を示しているようだ。

 コカ・コーラはファンページを開設するなど、FBを使った積極的なプロモーション展開を行っている。

 一方で、自動車メーカー大手のGMが、効果に疑問を感じるとして、今後の出稿を取りやめる決定を行ったことは記憶に新しい。1000万ドルを支出してきたスポンサーが降りただけに、大きな衝撃を与えた。

 米調査会社ワードストリームのデータによると、CTR(クリック・スルー・レート)では、フェイスブックはわずかに0.051%にすぎず、平均的なレート0.1%にも届いていない。

 パフォーマンスを疑問視される動きがある中で、コカ・コーラの意見は後押しとなるかどうか。

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