セシウムの高速除染システムでストップ高

 EMCOMホールディングスは、日本大学と共同研究した「汚染土壌処理システム」の国際特許出願手続きの完了したと発表し、福島県内各地での土壌汚染処理に有効だと判断され、21日の大証ジャスダック市場で一時は20円ストップ高の70円まで買われた。

 日本大学工学部と共同研究したもので、セシウム汚染された土壌を高速で除染処理することが可能だという。

 そして、今後は、福島県各地の汚染土壌の処理に対して有効だと見られていることで、株価は大きく反応した。終値は前日比14円高の68円。

 同社は、FX関連主力から事業転換。12年からは格闘技イベントのK-1にも進出。旅行業も買収している。2011年12月期の通期最終損益は10億円の赤字。

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