クラゲ大量発生で関電が火力出力を抑制

 関西電力は22日、火力発電所の取水口にクラゲが大量発生し、南港発電所(大阪市)、姫路第二発電所(兵庫県姫路市)で、断続的に発電出力を抑制している、と発表した。

 同社によると、クラゲが5月中旬頃から大量発生しており、これが取水口をふさいでしまい、発電タービンを回した蒸気を冷却する海水を取水できない状態が継続しているという。その影響により、22日の午前10時から、南港、姫路第二で発電出力を抑制している。

 クラゲの減少にともなって出力を上昇させて運転を行う予定だという。また、現時点では電力需給には影響はない。

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