「Googleグラス」によるポルノ拡大を危惧

 米グーグルが先日、開発中の「グーグル・グラス」を開発者向けに1500ドルで販売し、一般向けにも2014年をメドに市販することが発表されたが、早くも「ポルノ」を危惧する声が出ている。

 グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏が、カリフォルニアで開催の開発者向け会議で正式発表。グーグルグラスは、身につけることができるウェアラブルコンピュータの一つで、文字通りメガネ。

 電子スクリーンが装着されており、基本的なインターネット、メールなどはもちろんのこと、映像撮影を容易にする。操作性にもすぐれており、今後の機能拡充を目指して、さらなる開発が進められている。

 しかし、米国内の報道は「ポルノのためのテクノロジー」などとするものも出ている。ツイッター上などでは「従来の撮影方法をさらに強化するもので、特にハンズフリーによって撮影を容易にする」などとする声もある。また「(ポルノ)業界を変えるほどの技術」という声もあり、いずれも未成年者の利用拡大になる可能性がある。

 また、出会い系などで新たな利用方法による未成年者の拡がりを危惧する声もある。


グーグル・グラス

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