18億円横領のシティ幹部に8年求刑

 8年間で2300万ドル(約18億円)を横領したとして、業務上横領などの罪に問われている、米銀行大手シティグループの元副社長ゲイリー・フォスター被告に対して、NYの連邦検察官は、懲役8年を求刑した。

 ブルームバーグによると、フォスター被告は、JPモルガンに横領のための口座を作成し、シティから資金を流していたという。

 犯行は2003年から11年にかけて行われており、フェラーリ、マセラティなどの高級車、不動産などを買うことが動機だったという。また、検察側はこれら資産を没収した。

 弁護側は、フォスター被告はジャマイカから米国に移り臨時社員から社員に、そして幹部に登用されたことなど、境遇を挙げながら、情状酌量を訴えた。

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