バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)のヘッジファンド総合指数によると、ヘッジファンドの2012年第2四半期運用成績は1.38%低下した。因みに、S&P500は同四半期で5.44%下落した。
CTAアドバイザー(年初来0.99%プラス)、マクロ戦略(同0.46%プラス)は好調でプラスとなった。マーケットニュートラル(3.45%低下)と株式ロング・ショート(3.27%低下)が振るわなかった。
BofAMLによると、市場中立型ファンドは第2四半期にマーケット・エクスポジャーを売り、1%のネットロングから1%のネットショートとなった。一方、株式ロング/ショートもマーケット・エクスポジャーを売り、ネットロングは26%から23%になった。マクロ・ファンドはS&P500とナスダック100をショートに加え、コモディティ、10年物国債を一部カバー。新興国市場とEAFE(欧州、豪州、極東)を買ってドル建てネット・ロングポジションを維持した。