香川選手のマンチェスターUがNY証券取引所に上場申請

 日本の香川真司選手も移籍した英プロサッカーの名門チーム、マンチェスター・ユナイテッドが3日、ニューヨーク証券取引所に新規株式上場するため、米証券取引委員会(SEC)に書類を提出した。

 提出書類によると、最大で1億ドル規模の上場になる見通しで、予定価格などの条件はまだわからない。

 同社は当初は、インドネシアなどアジア太平洋地域の市場を開拓するため、香港での上場を検討。その後にシンガポール上場するよう計画を練り直したが、再び撤回して結局のところはNYを選んだ。

 同チームは世界中に6億5000万人以上のファンを持つ世界で最も知名度の高い名門。フェースブックのユーザー数も、ダラスカウボーイズで490万人に対して、マンUは2600万人以上となっている。

 2011年6月期の通期売上高は、3億3140万ポンド、営業利益は6億3200万ポンドとなっている。スポンサー収入をはじめとして収益源は増えているものの、負債も大きく、さらには、メジャーではない米国でどれだけ人気が出るかという疑問も沸く。

 グレイザー一族が大株主で、幹事社はジェフリーズ、クレディ・スイス、JPモルガンなどが入っている。


香川真司選手の背番号決定を告知するマンU公式サイト

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる