週刊現代(7月21・28日号)が特集「日本の大金持ち1000人」の中で、東日本の高額所得者のランキングを作成しており、1位はソフトバンク創業者の孫正義社長で年収約93億円9600万円であることがわかった。
これは、12年3月期の連結決算から期末配当を5円から35円増配し1株あたり40円にしたことが大きい。これで、孫正義社長の配当金は、約11億円から約93億円となるからだ。
有価証券報告書によると、孫氏は2億3161万4000株(2011年3月時点)保有しており、約93億円となる。
◆高額所得者ベスト10(東日本編)=敬称略
1 孫正義 93億9600万円 ソフトバンク
2 柳井正 51億円 ファーストリテイリング
3 岡田和夫 36億円 ユニバーサルエンタテインメント
4 元谷外志雄33億円 アパグループ
5 伊藤雅俊 31億8100万円 イトーヨーカ堂
6 斉藤一人 30億円 銀座まるかん
7 佐治信忠 24億6000万円 サントリーHD
8 里見治 23億6000万円 セガサミーHD
9 山田昇 23億5000万円 ヤマダ電機
10重田康光 21億2600万円 光通信
また、都道府県で見ると面白い傾向も出ている。プロ野球楽天の田中将大選手は23歳にして、約5億3000万円を稼ぎ、宮城県2位に。タレントみのもんたさんは約4億3000万円で神奈川県4位になるなど著名人の活躍も目立つ。さらには、この調査で医師は全体の3割を占めたという。
孫正義氏