英バークレイズCEOが賞与24億円を辞退

 銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題で引責辞任した、英銀バークレイズのロバート・ダイアモンド最高経営責任者(CEO)が、2000万ポンド(約24億円)の賞与の受け取りを辞退することが10日わかった。

 英BBCによると、バークレイズのマーカス・エイジアス会長が10日、英議会下院の委員会に参考人として出席し、明らかにしたという。

 会長によれば、ダイアモンド氏は「銀行の信頼を失墜させた」との責任を感じている、といい、繰り延べで受け取ることになっていた賞与 2000万ポンドについて辞退することにしたという。

 ダイアモンド氏は11年からCEO就任。エイジアス会長は後任者を探しており、ダイアモンド氏とはタイプの違うCEOを望んでいるという。


マーカス・エイジアス会長

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