ムンク「叫び」落札者が判明?

 先日のサザビーズオークションで、ムンクの名画「叫び」を史上最高額の約1億2000万ドル(約96億円)を落札したのは、プライベート・エクイティ大手アポロ・グローバル・マネージメントを率いる、レオン・ブラック氏であることが11日、米WSJの報道でわかった。

 ブラック氏はジャンクボンドトレーダーとして名を馳せ、フォーブスによる資産額は34億ドルで、長者番付では世界で330位となっている。メトロポリタン美術館や、ニューヨーク近代美術館の両方の理事も務めており、米NYの美術界ではその名を知られた人物でもある。

 WSJによると、複数の関係者が明らかにしたといい、将来的にこの絵をどうするのか目的はわからないという。

 ブラック氏は母親が芸術家だったこともあり芸術には理解が深いとされ、これまでにも多くの作品を落札してきたことでも知られている。


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