全国小売酒販組合中央会が負債150億円で倒産

 全国小売酒販組合中央会は13日に開催した役員会で決議し、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は約150億円。

 帝国データバンクによると、1953年(昭和28年)創業の全国の酒類小売業者で構成される各都道府県の小売酒販組合連合会から成る。各団体の持ち寄った資金で運営されてきた。

 「チャンセリー債」と呼ばれる債券に年金運用資金144億円を投資したが、投資先の掛け金の回収が困難になったことも、今後の運営を難しくした。これは事務局長が役員会に無断で投資を決めていた。

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