福島第一復旧作業に16歳男性が従事

 東京電力は17日、昨年5月に16歳男性(当時)が、福島第一原発の復旧作業に雇用されていたと発表した。原発事故以降で、18歳未満の作業従事が判明した例はこれで2人目。

 東電によると、男性は昨年5月27日から6月7日までの間、6日にわたって破損した車両の解体を行っていたという。男性は、孫請け以降の会社から雇用されたというが、男性と親族が生年月日を改ざんして申請していたという。

 男性の被ばく線量は測定の結果、0.45ミリシーベルトだったという。7月13日に協力企業からの申し出で判明したという。

 また、この事案については、厚労省、原子力安全・保安院には17日に報告を行ったという。

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