P&G株購入費用は1400億円だった(アックマン氏)

 米著名ヘッジファンドマネージャー、ビル・アックマン氏が、大株主となった米消費財大手P&Gの株式について、購入に充てた資金は18億ドル(約1417億円)に上ったことを明らかにした。また、ボブ・マクドナルド最高経営責任者(CEO)については「お会いできることを楽しみにしています」としている。

 これは、CNBCのカンファレンスで語ったもので、アックマン氏の投資運用会社パーシング・スクエア・キャピタルは、先日P&G株4%超を取得。その資金は18億ドルに上り、シティの株式を売却して、P&Gに移したという。

 パーシングの運用資産額は110億ドルだけに、かなりの比率を占める大きな投資となる。P&Gを割安であると評価していることには変わりないという。

 以前から同社のマネージメント面について意見があるとされており、マクドナルドCEOとの面会について聞かれたが、「お会いできることを楽しみにしています」と述べるにとどまった。

 米国を代表するアクティビストの一人であるアックマン氏が、P&Gにどのような要求を出していくのだろうか。

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