ナスダックが補償金48億円に引き上げ

 米ナスダック証券取引所を運営するOMXグループは20日、フェイスブック株の新規株式上場で発生したシステム障害で損失を被った取引業者への補償金を約2000万ドル追加して、合計6200万ドル(約約48億6000万円)に増額すると発表した。

 フェイスブックのIPOを巡ってはシステム障害で注文をさばききれずに、ブローカーが損失を被った。ナスダックは当初は保障プランを、現金の支払いプラス手数料の減額などを提案していた。

 ただ、米証券取引委員(SEC)への承認や、ブローカーへの理解を考えればこの方法が最も現実的だとの判断に落ち着いたようだ。

 払込は6カ月以内に完了する。

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