マレーシアの民間病院会社IHHヘルスケアが25日、マレーシア株式市場に新規株式公開(IPO)を果たす。調達規模は21億ドルで、30億ドルのフェイスブックなどに次いで今年3番目の規模となる。同社は日本の三井物産も出資している。
同社はアジア最大の病院グループで、しかも富裕層向け医療をアジア、中東で展開している。この上場で今後はアジア全体を視野に入れた展開を進めるステージに入っていく。
ブックビルディングではレンジ上限の2.8マレーシアリンギに設定。上場している民間病院会社としては、米国のHCAホールディングスに次ぐ規模となる。