日本機械学会は23日、歴史に遺る「機械遺産」に、TOTOの温水洗浄便座「ウォシュレットG」などを追加認定したと発表した。
ウォシュレットは米国で医療用に開発され、その後日本で商品化され、ウォシュレットGは1980年に日本で発表された。改良が重ねられて、タンクが装備されて温水での洗浄が可能となった。現在では、日本だけでなく海外でも愛用者が多い。
これは、歴史の残る機械に関連する資産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、2007年から日本機会学会が選定するようになった。今回の5件を合わせて、合計で55件となった。