NYヤンキースに電撃移籍したイチロー選手(38)は23日の古巣マリナーズ戦に出場し、3回表の第一打席でセンター前ヒットを放ち、盗塁も決めている。
23日の早朝にトレードがまとまったイチロー選手。その日のセーフコフィールドで行われたマリナーズ戦に背番号「31」を着けて出場した。
長年慣れ親しんだセーフコ、マリナーズファンに帽子を取って一礼して打席に入ったイチロー選手。初打席から安打を放ち、古巣のファンに恩返しした。
5年契約の最終年にあたる今シーズンだが、会見では自身から放出を申し出たことを明かした。キャリア晩年を常に優勝争いをする名門でプレーする道を選んだ。
また、ヤンキースにとっても、外野手不足という面だけではなく、日本企業の広告は大きな収益の源泉でもあり、営業面で見れば、黒田博樹投手と合わせて投打の二枚看板がそろい、大きな武器を手に入れたことになる。
今シーズンオフには契約延長となると見られる。
古巣のファンに一礼するイチロー選手