大飯原発4号機で冷却水温度上昇で警報

 関西電力は25日にフル稼働した大飯原発4号機(福井県おおい町)で、午前5時27分ごろに、一次冷却水の温度が上昇しすぎていることを知らせる警報が発生したと発表した。

 これは、原子炉内の燃料集合体の上部に設置されている温度計(50カ所)のうち、1カ所で、計測値336度と、飽和温度345度の警報設定を下回ったために発生したものだという。警報が現在も継続中。

 原子炉の運転は安定した状態だといい、外部への放射性物質による影響はない、としている。同4号機はこの日午前1時にフル稼働に達したばかり。

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