蟹江ぎんさん三女(94)が振り込め詐欺を一蹴

 「きんさんぎんさん」で知られた、蟹江ぎんさんの三女・千多代さん(94)が、振り込め詐欺からの電話に対して、説教して改心させていたことがわかった。

 「女性セブン」(8月2日号)によると、若い男性から「俺、俺」という電話が掛かってきたといい、千多代さんは「うちにはにゃあ、俺っていう人はおらんよ」と応対。さらにはバックにいる人間を出すように要求した。

 その男性は「弁護士」だと名乗ったというが、千多代さんは「そんな若い弁護士、聞いたことないにゃあ」と一蹴したという。

 さらには、「おい、これからもやるのか、やめるんか、さあ、どっちを取るきゃあ」と詰問すると、男は「もうやめることにします」と応じたという。

 振り込め詐欺は、一時よりも被害件数や金額は減少しているものの、警察庁によると、昨年は4656件、約90億円が発生。一昨年も4418件、約60億円と被害が出ている。今年は、5月末までに1358件で、約33億円となっている。

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