米債券運用会社パシフィック・インベストメント(PIMCO)の共同創設者ビル・グロース氏の昨年の報酬が2億ドル(約160億円)だということが29日、米NYタイムズの報道でわかった。モハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は1億ドルだった。
NYタイムズが、同社の事情に詳しい関係者の話として伝えたところによると、最高投資責任者(CIO)グロース氏の昨年の年収は2億ドルだったという。また、自身の後継者はエラリアン氏になると語っているのだという。
PIMCOは、2630億ドルの運用資産がある。グロース氏は昨年、米国債券をすべて売却するなど読み違いから、旗艦ファンドのトータル・リターン・ファンドの運用が低調だった。
PIMCOからのコメントは得られていないという。
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ビル・グロース氏