北朝鮮がロンドン五輪ですでに3個の金メダルを獲得し、30日現在(現地時間)では国別のメダルランキングでは6位につけている。
当たると評判の米専門誌「スポーツイラストレイテッド」のメダル予想では、北朝鮮は金メダルゼロだった。
しかし、フタを開けてみれば、女子柔道52キロ級のアン・グムエ選手がまずは金メダル。男子重量挙げのオム・ユンチョル選手、同じくキム・ウンガク選手と続いている。
ちなみにアトランタ五輪で当時16歳ながら、田村亮子選手を破って金メダリストになったケー・スンヒさんが、グムエ選手のコーチを務めている。グムエ選手はそれ以来の柔道の金メダルをもたらしている。
北朝鮮で金メダルは、日本で言う国民栄誉賞などに相当する「英雄称号」などが与えられるとも言われる。