世界最大のSNSフェースブックのシニアエグゼクティブ、ケイティ・ミティック、イーサン・ビアード両氏が1日、退社すると発表した。これで明らかにされている幹部の退職は上場後3人となった。
両氏のコメントは発表されていないが新たな道を歩んでいくという。また、持ち株比率なども明らかにされていない。
ビアード氏は前職はグーグルで、フェースブックでは数多くのプラットフォーム開発を手掛け、現在の基盤を築いた人物の一人でもある。
また、ミティック氏は、イーベイ、ヤフーなどで幹部だった。フェースブックではイーベイとの提携をまとめて拡大してきた。
6月には、CTOだったブレット・タイラー氏が退社し、新しく起業する道を選んだ。理由の一つに創業者マーク・ザッカーバーグ氏の意向が強く、自らで新たに事業を立ち上げたい意向をにじませていた。
株価が年初来安値を更新し、またユーザー数の伸びが鈍化するなど今後の展開が注目されている時期だけに、2人の退社がどう出るのか。