ロンドン五輪も折り返し地点をすぎて後半戦に突入したが、メダルと報奨金と税金との関係を少し見ておきたい。
イタリア18万2400ドル、ロシア13万5000ドル。フランス6万5200ドル。これは各国の金メダルへの報奨金だが、財政危機のイタリアが約1433万円もの金額を出しているのだ。
しかも金メダルは6個(5日時点)で、国別ランキングでは6位となっている。税金からの支出のため、心配する声もあがりそうだ。
一方で米国は、金2万5000ドル、銀1万5000ドル、銅1万ドル。米国オリンピック委員会が支払う。しかし、米CNBCによると、これには税金がかかる。共和党の副大統領候補と言われるマルコ・ルビオ上院議員が、これを非課税にしようとの法案を通そうとしているそうだ。
課税額は金には8986ドル、銀には5385ドル、銅には3500ドルだという。
ちなみに、日本は金300万円、銀200万円、銅100万円。非課税となっている。