「味オンチ妻」の夫の年収は、そうでない夫の年収よりも平均130万円低い。高橋酒造が行った「食を楽しむ力」を測るための「味わい力」テストの結果から判明した。
「味わい力」とは「食への意識」「味覚感度」「食に関する表現力」「食の知識」「食の経験」の5つの指標を総合的に判定した、先天的、後天的な食を楽しむ能力。
今年6月に福岡在住の30~40代の主婦111人を対象に「味わい力」テストを実施。「味わい力」保有者は、34%(38人)、「味わい力」の低い「現代型味オンチ」は、66%(73人)という結果となった。
さらに、同時に実施したアンケート調査で、妻が「現代型味オンチ」の夫の年収が、「味わい力」保有者の妻の夫に比べて低いことも明らかになった。
テストの上位20位と下位20位の妻の夫の年収を比較したところ、「味わい力」の高い妻の夫の平均年収は527万円、「現代型味オンチ」の妻の夫の平均年収は395万円で、平均年収に130万円の差があるという結果となった。
また、「味わい力」の高い妻の家庭の方が、お互いの誕生日や結婚記念日を覚えており、かつ、積極的にお祝いをしていることも分かった。