橋下徹大阪市長は21日、大阪維新の会の政策「維新八策」について、現職国会議員と公開の場で意見交換を行う考えを示した。
橋下市長は「(政党に)入ってもらうとか偉そうなことではなく、維新八策についての考えをお聞きたい。国会議員のみなさんには公開の場でご意見をお聞きしたい、とお伝えしている。維新八策は、ローカル政策グループで議論してきたことで、国会議員のみなさんに揉んでいただきたい」と語った。
維新の会は現在、政党化するための要件を満たすため、5人以上の国会議員を集めることを目指している。これまでに民主党の松野頼久氏らと会合を行ってきた。
理由としては「意見交換した程度、人数だけをそろえるとかだと、ちょっと有権者のみなさんに理解を得にくい」ということもあるという。また、八策の一つであるTPP(環太平洋パートナーシップ)については意見が分かれており、この点についても、国会議員側の考えを聞く。