東電が3・16以降の社内TV会議も公開へ

 東京電力が現在公開中である、福島第一原発事故発生時から昨年3月15日までの社内テレビ会議映像で、枝野幸男経産相が21日、同16日以降も公開する考えを示した。また、東電も公開を考えていることを明らかにした。

 15日までの分には、1、3号機の原子炉が水素爆発の様子や、原子炉への海水注入が行われる際の、現場、本店、官邸とのやりとりなどが明らかになっている。

 16日以降では、4月に入ってから、低濃度の汚染水を海洋放出した際の意思決定など、まだまだ多くの関心が寄せられている場面がある。

 ただ、現在の公開手法については、音声を消音、画像のマスキングが施されている場面がたびたびあり、また、録音、録画が認められていないなど、報道陣からも異論が出ている。

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