福島沖のアイナメからセシウム2.5万ベクレル検出

 東京電力は、福島県南相馬市の太田川の沖合1キロ付近で採取したアイナメから、事故後で最大となる、2万5800ベクレル(1キロあたり)の放射性セシウムを検出したと発表した。

 採取された現場は福島第一原発の海域で、定期的に行っている魚介類のモニタリング調査で判明した。魚介類ではこれまでの検出値は、海水魚ではコウナゴの1万4400ベクレルだった。

 東電によると、濃度は低下傾向にあったが、今回の最高値が出たことについては「ホットスポットがあり、そのエサを食べた可能性がある。原因を調べる必要がある」と見ている。今後も継続してその周辺の調査を行っていくという。

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