日経平均51円安、シャープ買われる

 23日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比51.07円安の9080.67円で取引が始まった。

 前日の米国株式市場は下げ、NYダウは30ドル安だった。FOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録が公開され、追加金融緩和(QE3)について肯定的な見方が大勢を占めたために、下げ幅を縮小して取引を終えた。ナスダックは6ポイント高。

 東京市場では、外国為替市場で円相場が1ドル=78円台まで上昇したために、主力の輸出関連銘柄が売られている。QE3の可能性で円売りドル買いが進んでいる。

 個別では、銀行からの支援報道も出ているシャープが前日比11円高の191円まで買われている。

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