米医師の45.8%が燃え尽き症候群に

 米国医師会の医師を対象にワークライフバランスを調査したところ、約半数に上る45.8%がバーンアウト症候群(燃え尽き症候群)であることがわかった。

 米医学専門誌「Archives of Internal Medicine」に発表されたもので、昨年米国医師会の医師約8万人に調査票を送付したが有効回答が得られたのは3割に満たない7288人だった。そのデータによると、45.8%が該当したといい、他の職業に比較しても、より高い値になったとしている。

 アルコールに依存するようになったり、ひどくなれば自殺にもいたることがある、と警告している。特に精神的な疲労感を感じている医師が多く、それが診療ミスにつながるなどの可能性も指摘されている。

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