野田首相「廃案は前提としていない」特例公債法案

 24日の衆院財務金融委員会で、参院で否決されることが確実視される特例公債法案につい、野田佳彦首相は「参議院に移っても、理のあるところをきちっとご説明していきます。
否決、廃案になるのは前提とはしていない。通すのが責任」と述べた。竹内譲委員(公明)の質問にこたえた。

 赤字国債の発行を認めるための1年限りの法律で、財政法では建設国債、財投債以外は認められていないが、1年限りの特例公債法を制定すれば発行が認められる。

 民主党が強硬姿勢を貫くならば、自民党は今月末にも野田首相に対する問責決議案を参院に提出する構えでいる。

 この日の財務金融委員会に自民党の委員は欠席している。

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