28日の東京株式市場は反発し、日経平均株価は前日比53.12円高の9138.51円で取引が始まった。
前日の米国株式市場はＮＹダウが33ドル安。週末にＦＲＢ（米連邦準備制度理事会）のバーナンキ議長が講演を行うため、その内容を見極めてからとの思惑が見える。
一方で、ナスダック市場は、アップル株は前週末比12.46ドル高の675.68ドルと、過去最高値を更新して取引を終えた。サムスン電子との特許侵害訴訟において、米国でアップルの主張が認められたことが買いを誘った。ただし、10億ドルの賠償金はお互いにとっては、長期的にはあまり大きな意味は持たない、との見方も多い。
