米国人の金持ちの評価「勤勉だが強欲」

　米国人は金持ちをどのように評価しているのか。そんな調査結果が米調査会社ピュー・リサーチ・センターから27日発表され、勤勉さなどを高く評価し、その一方で強欲だとの悪印象も持ち合わせていることがわかった。また、納税に関しては安いとの回答があった。18歳以上の平均的な収入の大人2508人から有効回答を得た。

　米国人が金持ちに対して抱く印象としては次のようなものだった。
◆知性　ハイ43、イイエ8
◆勤勉　ハイ42、イイエ24
◆欲張り　ハイ55、イイエ9
◆正直　　ハイ12、イイエ34

　また、高所得者層の税金の支払いについて、過少58、適正26、過大8と評価されており、少なすぎるとの印象が根強くなっていることがわかった。今後の格差については、65％が拡大、現状維持20％、縮小7％と考えていることがわかった。

　また、一般的な親子4人家族で裕福と認識できる年収額は15万ドル。地域別で見れば、北東部20万ドル、西部16万ドル、中西部15万ドル、南部15万ドルとの回答が出た。