29日の東京株式市場の日経平均株価は小幅反発し、前日比12.44円高の9045.73円で取引が始まった。
前日の米国株式市場で、ＮＹダウ平均は21ドル安。全体に手掛かりがなく、週末のＦＲＢのバーナンキ議長の発言を見てから、との様子見ムードが漂った。
東京市場は、個別で買いを集めているのが、ルネサスエレクトニクス。米プライベートエクイティ大手ＫＫＲが、1000億円で第三者割当増資を受けることに合意したとの報道を受けて、303円ストップ高となっている。関連銘柄としてＮＥＣなども買われている。
東証では、報道の真偽を確認するために一時は売買を停止したが、再開後は買いを集めている。
