サムスン会長の「フェラーリ330MLB」は盗難車だった


フェラーリ330LMB
 世界で4台だけ生産されたというフェラーリのGTカー「330LMB」。その1台のオーナーにサムスン電子のイ・ゴンヒ会長だという。しかし、その車は米国で1977年に盗難被害に遭ったものだとして、FBIなどが捜査をしているのだという。

 米自動車サイトのJalopnikによると、イ・ゴンヒ会長が所有するのは車台番号4619で、現在でも1500万ドルの価値があるとされるが、それがかつて1977年に盗難被害に遭ったのだという。

 元持ち主の男性は、購入の契約が済んで入手直前に、盗難に遭ったのだという。ディーラーが関与しているのではないかとしているが、その後は様々なところに流れ、90年代に入り、米国の博物館に貯蔵された後に、イ・ゴンヒ会長の手に渡ったという。

 イ・ゴンヒ会長は投資目的で購入したといい、こうした事情は知らないようだ。

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