息子と恋人亡くした社長が2000億円で会社売却

 カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズは、米メディシス・ファーマシューティカルズを26億ドル(約2000億円)で買収することに合意したと発表した。

 買収されたメディシスは皮膚科分野では業界的にも広く知られた会社だが、もっと有名なのは昨年、社長の家族に起きた悲劇だ。

 メディシスのJonah ShacknaiCEOは昨年7月に6歳の息子が自宅で亡くなったのだ。これは、交際中の女性(32)が面倒を見ていた最中に起きており、階段から転落死だという。

 さらに、この2日後に自宅で交際女性が首つり自殺して死亡しているところを発見された。両方ともに何らかの事件性が疑われたために、地元の警察も捜査を行ったが、両方とも他殺との結論には至らなかったという。

 息子とともに住んでいたマンションはすでに売却している。

 未だに「謎の事件」として引き合いに出されるが、失意の社長は会社経営をする気を失ってしまったのだろうか。

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