オラクルのユルゲン・ロトラー氏(顧客サービス担当副社長)はオプションを運動させて、オラクル株60万株を売却し、約5億円の利益を得ていたことがわかった。
バロンズ紙によると、ロトラー氏はオプション連動でオラクル株を4回売却していたが、6月29日の売却時は過去4年間で最大のものだった。持ち株は会社の最新の文書にはなかったようで、同紙の取材に対して、まだ返答はない。
オラクルは、6月23日に2010年の最初の四半期の業績予想の発表が良かったために、投資家やアナリストに評価された。株価は翌日、7%急上昇した。
アナリストは「オラクルの見通しはまだかなり強い」としながらも「ストックは良く見えますが、だれかが60万株を売却するとき、その変化はかなり大きいです」と見ている。