尖閣諸島、国と地権者が合意

 尖閣諸島の交渉の件で、東京都の石原慎太郎知事と、島の地権者である栗原氏が7日に会い、栗原氏が「国に売ってすみません」と謝った、という。猪瀬直樹副知事がツイッターで明らかにした。

 地権者は東京都との交渉を最優先だとしながらも、より条件が良いと見られる国とも交渉していたことになる。金額は20億円前後になると思われる。

 東京都は船だまりなど必要な施設を作ることを要求しているが、国は特に何らかの政策を示していない。東京都には購入を目的とする約15億円の募金が寄せられているが、この使途についても大きな問題が残った。

 猪瀬副知事は「謝ったではなく誤った、だね。民主政府と栗原氏は許せない」と、ツイッターに記している。

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