米著名ヘッジファンドマネージャー、ジョン・ポールソン氏の運用会社ポールソン&カンパニーのファンドが8月の成績で、ほぼすべてのファンドでリターンを出したことが、ブルームバーグTVの報道でわかった。
語り草となった2007年のサブプライムショックに賭けた投資が大成功し、その後も2008年=38%、2009年=21%、2010年=18%と順調に運用し、世界最大級のヘッジファンド運用会社へと成長した。
ところが、2011年はマイナス51%で、今年もここまで20%以上のマイナスだと伝えられていた。
ゴールドファンドが8月は11%の上昇となるなど、旗艦ファンドのアドバンテージ+などもリバウンド相場に乗ったという。また、M&Aなどの発生もあり利益が出たという。
ポールソン氏はもともとは、M&Aのアービトラージなどを得意としてきたファンドマネージャー。また、金相場がリバウンドするという展開も自身に向いたようだ。