今週の週刊経済誌ランキング

 今週の経済誌ランキング第1位は『週刊東洋経済』。今週は地味な中で唯一気を吐いて切り口を鮮明にさせたのが「週刊東洋経済」か。テーマは「アジアでの人材活用」。大手はもち
ろん、最近では中小企業まで海外進出が盛んで、そうなると現地雇用などに関するトラブルは避けられない! ということだ。

週刊東洋経済 … アジアで失敗しない「人の活用法」
週刊ダイヤモンド … 心理入門
日経ビジネス … 日本株 復活の条件
週刊エコノミスト … 米国経済崖っぷち

 1位 週刊東洋経済 アジアで失敗しない「人の活用法」

 第1特集は「アジアで失敗しない『人の活用法』」。大企業は言うに及ばず、中堅・中小企業も含め、日本企業のアジア諸国への進出は加速している。相互依存関係が強まる中、現地での人材活用術が今後の成長と市場をつかむカギだ。

 人事上の課題や成功するための人間関係構築術を、具体的なノウハウを公開することで今後赴任の可能性がある人にとっても、役に立ちそうだ。

 2位 週刊ダイヤモンド できる人は3回同じ質問をする!?

 「優秀なビジネスマンを観察すると、本人は意識せずとも『心理テクニッック』に当てはまる会話や行動がめじろ押しだ。

 「イエスセット」という心理の基本法則が紹介されており、「『イエス』という肯定的な答えが返ってくるだろう質問を重ねた後に、同意してもらいたい質問を投げかけると、『イエス』と答えてもらいやすい」のだという。「拝み屋」に5億円奪われた辺見マリさんらのインタビューを掲載。

 3位 日経ビジネス 100歳まで働く!

 「隠居ベーション 100歳まで働く時代がやってくる!?」。「隠居」と「イノベーション」を併せた編集部の造語のようだ。「歳とっても社会貢献して元気に働こう!」という提言の書か。年金も当てにならないし、「隠居生活にイノベーションを起こし」て 「閉塞する日本経済に思わぬ活力を」与えよう、と言っている。実際に100歳の人も登場する。

 4位 週刊エコノミスト もう一段の量的緩和?

 昨今、「崖っぷち」は経済週刊誌の流行り。米国経済に「崖っぷち」を採用。「リーマンショックから4年。米国経済の現状と中長期リスクをレポートしている。

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