米アップルが12日（日本時間13日午前2時ごろ）から、イベントを開催し、次期スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ5」をリリースするのではないか、と見られている。もはやポジティブサプライズを当たり前のように期待されるだけに、期待と不安が半々でもある。
アップル株はナスダック市場で8月から再び上昇に転じて、8月17日には1ドル＝648.11ドルと過去最高値をつけた。その後の9月7日には終値で681.65ドルと過去最高値を更新し、その後は売られている。明らかに9月の発表イベントを意識したラリーだ。
株価は、業績への期待はもちろんだが、特にｉＰｈｏｎｅの新製品に反応しやすい傾向にあるようだ。予想どおり「5」が出れば、それなりの反応になりそうだが、期待を下回るものであれば、ネガティブサプライズで下落するだろう。
さて、その「5」だが、グーグルではないアップル独自のマップサービスを搭載すると言われ、画面を拡大するなど、様々な憶測が出ている。
「5」がどのようなものであろうが、9月だけで販売台数は1200万台という予測も出ているが、ｉＰｈｏｎｅ一本足打法に近づきつつあるアップルにとっては、失敗が許されない場でもある。
