日本初「海外ファンド救済センター」開設

 海外投資を専門とする日本最大の個人向け投資助言会社アブラハム・プライベートバンクはこのたび、投資助言会社として日本初となる海外ファンド救済センターを開設した。

 海外ファンド救済センターは、海外投資ニーズの高まりとともに、違法業者(無登録の海外所在業者)とのトラブル件数も増加傾向にある中、トラブルに遭った個人投資家を支援する。

 これまでに寄せられている相談内容としては、「契約内容の説明がなく不安を感じる」「連絡先が海外なので勝手が悪い」「住所変更だけで高額な事務手数料を請求された」「ファンドを売却したいが方法がわからない」など様々なものがあったという。

 さらに今年に入り、大手ヘッジファンドのマン・インベストメンツ社やオフショア生命保険会社フレンズプロビデント社が日本人の新規申込を停止したことから、紹介業者などの日本撤退が相次いだ。その影響で、サポートを打ち切られた個人投資家からの問い合わせが増加したことから、同センターの開始に至ったという。

 同センターでは、次のような10の支援を行う。
(1)金融商品の償還書類作成支援
(2)満期/清算/クーポン支払い手続き支援
(3)法的所有権の変更、カストディアン変更支援
(4)住所変更、氏名変更、結婚、相続等の管理業務支援
(5)既に保有している金融商品の実績報告書、商品情報、文書(目論見書含む)の更新情報の取得支援
(6)実績報告書の説明支援
(7)取引報告書、取引明細、年度末決算書の取得支援
(8)売買証書の写しの取得支援
(9)保有金融商品の純資産価値に関する運用会社からの情報の取得支援
(10)運用会社への問い合わせ代行

 9月28日まで、初回相談無料(入会金2万円、年会費1万円)。
海外ファンド救済センター

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる