ゴールドマンなど連合体が太陽光発電事業参入

 岡山県瀬戸内市は、ゴールドマンサックスグループなどの連合体が、太陽光発電所の建設認可を受けたと発表した。計画では国内最大。同発電所は、総出力250メガWで、総工費は最大で861億円になる。

 建設予定地は元々は塩田だった場所で、面積は約500ヘクタール(東京ディズニーランド約10個分の広さに相当)の区域。かつては東洋一といわれた規模の塩田の跡地となる。事業者が倒産・破産し、2010年12月から瀬戸内市が跡地を取得した。

 連動体で構成する「くにうみアセットマネジメント」(山﨑養世代表)が入選した。連合体はゴールドマン・サックス証券、自然電力、東洋エンジニアリング、日本アイ・ビー・エム、西日本電信電話、ジャーマン・インターナショナルで構成される。

 太陽光発電は、経産省が7月1日から、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を実施。10キロW以上の産業分野では、1キロWあたりの買取価格は42円と高いため、他業種からの事業者参入が増えている。

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