既存のモデルを少し改善せよ
実は私には今まで様々なビジネスモデルの相談が来ています。
例えば、食事を携帯カメラで撮ったら、自動的にカロリーを計算し、それを管理する携帯アプリでダイエットに活かしたいといった話が以前ありました。確かに面白いのですが、これには相当な開発コストがかかりますし、営業力もかなり必要とするので、大手企業がやるべきビジネスです。
こういった、画期的なビジネスモデルというのは、一般的には認知されておらず、莫大な広告宣伝費がかかります。つまり、最初の起業するビジネスには不向きなのです。
成功しやすいビジネスモデルとは、既存のビジネスモデルの問題点を少し改善するレベルがちょうどいいのです。
次回、第四回では実際に起業した後、一気に成功させていくためのノウハウを大公開していきます。第二回 絶対に失敗しない独立スキルが存在した!
◆森田 健太郎 1967年生まれ、大学院卒業後、KDDIに就職。4年半後、ヘッドハンティングによってマカフィーに転職。2000年にセールス世界一となり最年少部長に昇進。その後、ベンチャー企業の役員を経て06年グリーンツリーを設立。4カ月でCMS業界トップレベルに。現在は美容事業も展開中。