ロシアで3000年分のダイヤモンド鉱床発見

 ロシア国内で、今後3000年分のダイヤモンド鉱床がシベリアに存在することがわかった。

 タス通信によると、これは1970年代にシベリアで発見された隕石が落下したクレーター(Popigai crater)で、ここに3000年分のダイヤモンドの鉱床が眠っているというのだ。これは、現在世界で確認されている備蓄量の10倍に相当するとも言われる。

 ロシア政府が記者との懇談会で発表したもので、これまでは明かされてこなかった。2008年のリーマンショックで、ダイヤモンド市場が冷え込み、生産量が落ちたものの、市場が安定してきたこともあり、発表に踏み切ったのではないか、と見られている。

 英デイリーメールは、何兆カラットにも上るダイヤモンドが埋蔵されており、今後3000年分に相当する量だという専門家の声を紹介している。

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